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12月前半・死刑関連ニュース

13/12/01-13/12/15 (12/12死刑執行関連ニュースを除く)

◎日本経済新聞 2013/12/2 12:27
袴田死刑囚の2次再審請求、審理「終結」 来春にも可否判断

 1966年に静岡県清水市(現静岡市清水区)で一家4人を殺害したとして強盗殺人罪などで死刑が確定した元プロボクサー、袴田巌死刑囚(77)の第2次再審請求審で、弁護団は2日、「血痕のDNA鑑定で、袴田死刑囚と犯行着衣が関係ないことが立証された」などとして無罪を主張、再審開始を求める意見書を静岡地裁に提出した。
 静岡地検も同日、請求棄却を求める意見書を提出した。両者とも「最終意見書」としている。死刑判決確定から33年が経過し、第2次請求の審理は事実上終結した。早ければ来春にも地裁が再審開始の可否を決定する。
 地裁は今後、袴田死刑囚から意思を聞き取り、16日には請求を申し立てた姉、秀子さん(80)らの意見陳述を実施する。
 第2次請求審で、地検が公判に提出していなかった約600点の証拠を開示するなどした。
 弁護団は、袴田死刑囚のものとされた犯行着衣に付着した血液のDNA型が死刑囚とは異なっていることが鑑定で証明されたと主張。事件から1年2カ月後に犯行着衣が見つかったみそタンクも事件当時はほとんど空で衣類を隠すのは困難などと指摘した。地検はDNA鑑定について「古い血痕のため、信頼性が低い」としている。
 事件は66年6月30日未明にみそ製造会社の専務宅が全焼し、焼け跡から4人の刺殺体が見つかった。静岡県警が同年8月に住み込み従業員の袴田死刑囚を逮捕し、80年に死刑が確定。最高裁が2008年3月に第1次請求の特別抗告を棄却。既に袴田死刑囚の精神疾患が悪化していたため、秀子さんが同年4月に第2次請求を申し立てた。〔共同〕

◎朝日新聞2013年12月2日
「証拠は捏造」改めて主張 袴田事件、再審請求の意見書

 静岡県で1966年にみそ製造会社専務宅の一家4人が殺害、放火された「袴田事件」で、袴田巌(いわお)死刑囚(77)の弁護団は2日、第2次再審請求審の最終意見書を静岡地裁に提出した。事件の1年以上後に犯行時の着衣5点が見つかったみそタンクについて「返品のみそを入れるたび、直前に内部を空にしていた」とする当時の従業員の証言を重視。「衣類発見は捜査機関の捏造(ねつぞう)」と改めて訴えた。
 問題の衣類は、事件から約1年2カ月後の一審公判中だった67年8月31日、別の従業員がタンクからみそを取り出した際に、麻袋に入れられた状態で見つかったとされている。
 従業員の証言は、第2次再審請求で静岡地検が開示した証拠の中の調書にあった。タンクには、返品されるみそが投入され、事件発生直後のみその量は約80キロだったとする67年9月10日付の県警の捜査報告書も存在していた。
 タンクは高さ1・6メートルで、最大8トン以上のみそを仕込むことができる。支援団体の実験では、みそが80キロなら、深さは1~3センチにしかならないという。
 西嶋勝彦弁護団長は「みそがわずかなうえ、返品のたびにタンクを空にしていたのなら、従業員が1年以上も衣類に気づかないはずはない」と指摘する。
 今回の開示証拠にはほかにも、確定判決で袴田死刑囚の脱出経路とされた専務宅の裏木戸について、近所で消火活動にあたった住民が「戸があかず、頭大の石をぶつけて、足で蹴ったところ、倒れた」と証言した調書も含まれていた。この内容も、弁護団は最終意見書に盛り込んだ。
 一方、静岡地検は2日「弁護側の主張は無罪を言い渡すべき新証拠にあたらない」とする最終意見書を地裁に提出した。

◎毎日新聞 2013年12月03日
帝銀事件:再審請求終了 養子死亡で東京高裁

 12人が毒殺された1948年の「帝銀事件」で、東京高裁(小西秀宣裁判長)は3日までに、獄中死した平沢貞通元死刑囚の養子で再審請求人の武彦さん(当時54歳)が死亡したことを理由に、再審請求手続きが「終了した」との決定を出した。決定は2日付。
 武彦さんは今年10月、東京都の自宅で亡くなっているのが見つかった。弁護団は11月末、手続きを終了させないよう求める意見書を出しており、決定に対し異議を申し立てる方針。
 平沢元死刑囚は55年に死刑が確定した後も獄中から無実を訴え続けた。武彦さんは平沢元死刑囚を支援していた作家、森川哲郎さん(故人)の長男で、81年に平沢元死刑囚の養子になった。(共同)

◎愛媛新聞 2013年12月04日(水)
袴田事件再審請求 事実解明に向けた訴訟指揮を

 1966年に静岡県清水市で一家4人を殺害したとして死刑が確定した元プロボクサー袴田巌死刑囚の第2次再審請求審で、弁護団が無罪を主張、再審開始を求める意見書を静岡地裁に提出した。
 犯行着衣に付いた血痕のDNA鑑定で「死刑の確定判決に合理的な疑いが生じた」としている。一方、静岡地検は「古い血痕で鑑定の信頼性が低い」と指摘、請求棄却を求める意見書を提出した。
 事件から既に47年、袴田死刑囚は77歳になった。精神疾患が悪化しているともされ、事実上最後の再審請求となる可能性がある。なお謎の残る事実解明のため、司法の的確な訴訟指揮を求めたい。
 ここ数年、足利事件、布川事件、東電女性社員殺害事件と、再審無罪の流れが定着している。過去の事件と同様、今回もDNA鑑定をはじめ、新たな証拠が次々に出てきた。これに対し、静岡地裁が「疑わしきは被告の利益に」との原則を適用する根拠とするのかどうか、注目したい。
 事件は、みそ製造会社専務宅が全焼、一家4人の他殺体が見つかり、静岡県警が住み込み従業員の袴田死刑囚を逮捕した。いったん自供、公判では無罪を主張したが80年に死刑判決が確定。再審請求の特別抗告が2008年、最高裁で棄却されたため、姉が第2次再審を請求していた。
 疑問なのは、第2次請求審になり初めて600点もの証拠が提出されたことだ。なぜもっと早く開示されなかったのか。自白偏重のあまり、有罪立証に無関係な証拠を示さなかった可能性もある。その検証も必要であろう。
 捜査は権力を背景として組織的に、強制的に行われる。一方弁護側は、検察側の証拠を基に反証せざるをえない。こうした事情もあり、昨年暮れに最高裁司法研修所がまとめた研究報告では、科学的証拠について、検察側に積極的な開示を求めている。
 今回、弁護団は、犯行時のものとされた着衣の血液DNAが死刑囚とは別人と証明されたと主張。事件から1年2カ月後に見つかった衣料についても、みそタンクに隠すのは不可能と指摘し、アリバイを示唆する同僚の調書など新たな証拠も提出した。
 40年以上も前の鑑定だけに難しい判断となろう。ただ、もっと早く証拠を開示していれば明快な結果が出た可能性はある。悔やまれる結果である。むろん冤罪(えんざい)の根絶には物証だけでなく、供述の信頼性など総合的な判断が必要なのは言うまでもない。
 弁護側と検察側双方が「最終意見書」と述べた通り、証拠は出そろった。否認を続けてきた死刑囚に、司法はどう向き合うのか。早ければ来春にも下される静岡地裁の再審可否判断を待ちたい。

◎MSN産経2013.12.10
死刑囚の「秘密面会」認める 再審請求めぐり最高裁、「援助の機会を保障」

 死刑囚と弁護士が再審請求の打ち合わせをする際に職員の立ち会わない「秘密面会」をさせなかった広島拘置所の対応の適否が争われた訴訟の上告審判決で、最高裁第3小法廷は10日、「再審請求のための秘密面会は原則認めるべきだ」との初判断を示した。その上で、拒否は違法だったとして、国に54万円の賠償を命じた二審広島高裁判決を支持し、国側の上告を棄却した。大谷剛彦裁判長ら5人の裁判官全員一致の結論。
 刑事収容施設法は死刑囚の面会には原則、職員が立ち会うが、訴訟準備など正当な利益を保護するために例外的に秘密面会ができると規定している。判決は再審請求の場合は原則と例外を逆転させるという判断で死刑囚の処遇や弁護士の活動に影響を与えそうだ。
 判決は秘密面会について「死刑囚が弁護人から援助を受ける機会を実質的に保障する必要がある」とし、「刑が確定していない被告や容疑者との秘密交通権は弁護人の重要な権利とされており、再審請求の弁護人にも十分尊重しなければならない」と指摘した。

◎読売新聞 2013年12月10日
死刑囚と弁護士面会、職員立ち会い違法…最高裁

 拘置所で死刑囚と弁護士が再審請求打ち合わせのため面会した際、拘置所職員が立ち会ったのは違法として、死刑囚らが国を訴えた裁判の上告審で、最高裁第3小法廷(大谷剛彦裁判長)は10日、「再審請求前でも死刑囚と弁護士には秘密に面会する利益がある」との初判断を示し、国の上告を棄却する判決を言い渡した。
 職員の立ち会いを違法とし、死刑囚側への計54万円の支払いを国に命じた2審・広島高裁判決が確定した。
 訴えたのは、強盗殺人罪などで2007年に死刑が確定し、広島拘置所に収容中の西山省三死刑囚(60)と弁護士2人。08年に3回、再審請求の打ち合わせをした際、いずれも拘置所職員が立ち会い、「話し合いが邪魔され、再審請求が遅れた」と主張していた。

◎スポーツ報知 2013年12月10日
最高裁、死刑囚の「秘密面会」認める

 死刑囚と弁護士が再審請求の打ち合わせをする際に職員の立ち会わない「秘密面会」をさせなかった広島拘置所の対応の適否が争われた訴訟の上告審判決で、最高裁第3小法廷(大谷剛彦裁判長)は、面会拒否は違法だったと判断し国側の上告を棄却した。国に54万円の賠償を命じた二審広島高裁判決が確定した。
 刑事収容施設法は、死刑囚の面会には原則、職員が立ち会うが、訴訟準備など正当な利益を保護するために例外的に秘密面会ができる、と規定している。
 原告は広島県福山市の強盗殺人事件で刑が確定した男性死刑囚(60)と弁護士2人。一、二審判決によると、弁護士2人は2008年5~8月、再審請求の打ち合わせで広島拘置所を3回訪問した際に秘密面会を求めたが、いずれも拒否された。
 一審広島地裁は3回中2回を違法な拒否だったと判断。二審は3回とも違法だったとした。二審は判決理由で、刑が未確定の被告や容疑者の処遇を踏まえ「再審請求の場合も秘密面会の法的利益はある」として、規律の乱れなどの恐れがない限りは秘密面会を認めるべきだと指摘した。

◎日本経済新聞  2013/12/10 12:19
死刑囚の再審準備接見に職員、最高裁「裁量権の乱用」

 再審請求の打ち合わせで弁護士が死刑囚に接見した際、拘置所職員が立ち会ったことの適否が争われた訴訟の上告審判決で、最高裁第3小法廷(大谷剛彦裁判長)は10日、「特段の事情がない限り、再審請求をする死刑囚と弁護士は職員の立ち会いなしで接見できる」との初判断を示した。
 そのうえで国に54万円の賠償を命じた二審・広島高裁判決を支持し、国側の上告を棄却した。国の敗訴が確定した。
 原告は広島県福山市の強盗殺人事件で死刑が確定した西山省三死刑囚(60)と弁護士2人。判決によると、弁護士らは計3回、再審請求のための接見に職員が立ち会わないよう求めたが、拘置所長はいずれも拒否した。
 刑事収容施設法は、死刑囚の面会は職員立ち会いが原則とする一方、「適当な事情がある場合はこの限りではない」と規定。職員の立ち会いなしでの接見を認めなかった拘置所長の判断が裁量権の乱用に当たるかが主な争点だった。
 判決理由で同小法廷は「再審請求前の打ち合わせ段階であっても、死刑確定者と弁護士には秘密面会をする正当な利益がある」と指摘。職員の立ち会いは「死刑囚の心情の安定を把握する必要があるなどの特段の事情がない限り、裁量権の乱用で違法」と結論づけた。

◎東京新聞 2013年12月14日
袴田事件裁判 納得のできる判断を

 半世紀も前の強盗殺人事件で死刑が確定している袴田巌死刑囚の再審は実現するのだろうか。最終意見書ではいくつもの疑問点が示された。裁判所は社会が納得できる判断を下さねばならない。
 袴田事件は一九六六年、清水市(現静岡市清水区)のみそ製造会社専務宅から出火、焼け跡から一家四人の刺殺体が発見された事件で、住み込み従業員の袴田巌死刑囚が逮捕された。事件発生から一年二カ月後、働いていた工場のみそタンクから発見されたシャツ、ズボンなどの衣類五点と自供が決定的な証拠となり、八〇年に死刑が確定した。
 静岡地裁で二〇〇八年から始まった第二次再審請求の審理では、裁判官による証拠開示の勧告が地検になされたことが注目に値する。地検から六百点にも及ぶ証拠が弁護団に示された。審理に新たな道を開いた意義は大きい。
 再審請求の最大の焦点はDNA鑑定だ。犯人のものとされる五点の衣類に付着していた血液が最新の技術で再鑑定された。
 弁護側の鑑定人が「袴田死刑囚、被害者いずれの血液とも一致しない」としたのに対し、検察側は「鑑定試料が古く正確な判定ができない」とし、一致する可能性もあると反論している。
 新たに開示された証拠の中には自白供述の録音テープや関係者の供述調書があった。その一つで袴田死刑囚と一緒に消火活動に走ったという同僚二人の供述について検察側は「犯行後のことで犯行時のアリバイにはならない」と一蹴する。そのほかの疑問点もすべて確定判決を覆す新証拠ではないとするのが検察側の見解だ。
 「四十七年間待った。もう、けりをつけていただくころだ」と、再審決定を待つ請求人の姉秀子さんも八十歳だ。十六日には秀子さんの意見陳述があり、来春にも地裁が再審の可否を判断する。
 裁判員裁判が社会に定着。国民一人一人が司法に直接携わる時代になった。証拠の開示はその流れを受けて行われたともいえる。
 弁護団側が主張する証拠はどれも決定的な新証拠ではないようにみられる。しかし、「これだけ疑問のある証拠が出てきたことは、総合的に見て犯人ではない」と主張する。
 再審開始は「明らかな証拠をあらたに発見したとき」なのか。白鳥決定で示されたように「疑わしきは被告人の利益に」を再審請求にも適用するのか。裁判官には疑問の残らない判断を期待したい。

◎毎日新聞  2013年12月14日
林真須美死刑囚:国賠求め提訴「接見制限は違法」

 和歌山毒物カレー事件の林真須美死刑囚(52)と弁護団が、再審請求のための接見を拘置所に妨害されたのは違法として、計1000万円の国家賠償を求める訴えを大阪地裁に起こした。13日付。
 訴状などによると、弁護団は昨年8月下旬、再審請求中の林死刑囚と接見予定日の2日前、収容先の大阪拘置所に(1)2時間の面会(2)拘置所職員の立ち会いなし(3)パソコンの使用許可??を求める要望書を提出した。しかし拘置所は接見時間の上限を1時間と回答し、他の要望も拒否した。これを受け弁護団は、自由な打ち合わせが困難として接見を取りやめた。
 林死刑囚らは訴状で、再審請求中は刑事訴訟法で接見交通権が保障されるべきだと主張し、こうした接見制限は違法と訴えている。
 死刑囚と再審請求の弁護士との接見を巡っては、最高裁が今月10日、職員を立ち会わせない「秘密面会」を認めるべきだとする初判断を示している。【内田幸一】
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