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9月後半・死刑廃止関連ニュース

◎朝日新聞 2014年9月23日
死刑囚、筆に託す心 渋谷で300点以上を展示
 死刑囚たちが描いた絵三百数十点を集めた展覧会が渋谷区文化総合センター大和田で23日まで開かれている。開催の元手は、1974~75年の連続企業爆破事件にかかわった大道寺将司死刑囚(66)の母幸子さん(故人)の基金。死刑廃止を求めてきた支援者は「死刑を考えるきっかけに」と訴える。

 拘置所の一室から狭い鉄枠を通して見える建物。暗がりの井戸からはい上がろうともがく女性――。一方で猫が寝そべったり、若い男女が笑顔を見せたりする柔らかな筆調の絵もある。

 展覧会が初めて開かれたのは2005年。死刑囚に表現の場を与えようと、死刑廃止に取り組む編集者の太田昌国さん(70)らが絵や文章を募った。これまでに34人から367点が集まり、集会で展示してきた。和歌山市のカレー毒物混入事件で再審請求中の林真須美死刑囚や、元オウム真理教幹部では初めて死刑が確定した宮前(旧姓岡崎)一明死刑囚も含まれる。

 幸子さんは大道寺死刑囚に接見するうち、ほかの死刑囚とも交流するようになり、死刑廃止や死刑囚の人権擁護活動を続けた。04年に亡くなった後、残された預金で支援者が基金を創設。10年間を期限に、死刑囚の再審支援や展覧会の開催、顕彰に使われている。

 基金は今年で満期だが、死刑廃止に向けた活動は道半ば。期限を5年間延長する方向で検討中という。
 太田さんは大道寺死刑囚のいとこで、今も月1回のペースで接見を続ける。「どうしてこんな繊細な表現ができる人が罪を犯したのだろうか。そんな思いを感じ取れば死刑とは何か考える大きなきっかけになる。死刑制度に賛成の人にこそ見てほしい」

◎時事通信 2014/09/22
袴田さんが心臓手術=経過順調-静岡
 1966年に静岡県で一家4人が殺害された「袴田事件」で、死刑確定後に再審開始が認められ釈放された袴田巌さん(78)の弁護団は22日、袴田さんが16日に浜松市内の病院で心臓の手術を受けたと発表した。術後の経過は順調で、退院時期を検討しているという。

◎毎日新聞 2014年09月25日
袴田巌さん:健康不安を抱え…27日で釈放半年
 1966年に静岡県で起きた強盗殺人事件で死刑が確定した袴田巌元被告(78)が、静岡地裁の再審開始決定で釈放されて27日で半年となる。袴田さんは拘束の影響で精神が不安定になる拘禁症状が消えず、今月は内臓手術を2回受けるなど健康不安を抱えている。一方、東京高裁の即時抗告審で検察側は、地裁決定の支えとなったDNA型鑑定を「科学的根拠がない」と批判。審理をどの程度行うかは決まっておらず、弁護団は長期化を警戒している。
 ◇即時抗告審、長期化を懸念
 「裁判は終わった」「ばい菌は死刑囚になった」。今月16日、浜松市内の病院で心臓の血管拡張手術を終えた袴田さんは、治療が一区切り付いた点は理解した様子だったが、姉秀子さん(81)らとの会話はかみ合わなかったという。
 逮捕から48年間拘束された影響は拘禁症状として残り、袴田さんは今も表情が乏しく姉弟間でも十分な意思疎通は難しい。支援者は「回復を期待したが、釈放後と大きな変化はない」と気をもむ。
 精神科医として東京拘置所で死刑囚を診察した作家、加賀乙彦さん(85)は「回復までの時間は拘束期間に比例する。半世紀近く恐怖にさらされたのだから、時間をかけ自由で安全だと分かってもらうのが大切」と話す。

 袴田さんは5月に浜松市に帰郷後も療養入院を続け、7月から同市内の秀子さん宅で生活。しかし8月末に肺炎で再入院し、炎症の見つかった胆のうを摘出。狭心症や心筋梗塞(こうそく)の疑いも判明したため心臓手術も受けた。高齢で持病の糖尿病も抱えるため、健康不安は払拭(ふっしょく)できず、弁護団は即時抗告審の進行に焦燥感をにじませる。
 即時抗告審は、8月5日に高裁、検察、弁護側による第1回3者協議が開かれた。検察側はこの場で、地裁決定がDNA型鑑定と並び「証拠捏造(ねつぞう)」の根拠とした「犯行時の5点の衣類」の写真についても、「決定後見つかった」とするネガを持ち出し、「正確な色を反映していない」と証拠能力を突き崩す構えを見せた。

 弁護団は来月の第2回3者協議で反論書を提出するが、その後の進行スケジュールは未定だ。西嶋勝彦弁護団長は「鑑定や尋問を再度行うなら長期化は避けられない。袴田さんや家族は高齢で、このままでは人権救済制度である再審の意味がなくなる。速やかに再審を開始し、検察もそこで争うべきだ」と訴える。【荒木涼子】

◎WALL STREET JOURNAL 2014 年 9 月 28 日
死刑:どの国が世界最多の執行国か
 国際人権団体アムネスティ・インターナショナルによると、世界の約3分の1の国では今でも死刑によって人の命を奪うことが合法とされている。死刑をめぐる議論は大きく分かれたままだ。
死刑の是非をめぐる議論に加え、少なくとも米国では執行方法について議論が始まった。
薬物注射による死刑が失敗した例が相次ぎ、薬物注射に代わる方法が検討され始めた。ワイオミング州は以前行われていた銃殺隊による死刑の復活を検討している。オクラホマ州の弁護士は窒素による窒息死を提案した。酸素の代わりに窒素を吸わせて死亡させる方法だ。

アムネスティによると、世界で最も一般的に行われている死刑は絞首刑だという。サウジアラビアでは今でも公開で斬首刑を執行している。中国では数多くの死刑が執行されているが、現在は死刑を見世物にすることは法律で禁止されている。 北朝鮮については正確なデータは入手できなかった。同国では金正恩第1書記が昨年、おじの張成沢元国防副委員長を「反党・反革命的な分派分子」であることなどを理由に粛清した。


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